私が愛用している「 Anker PowerCore Fusion 10000 」を紹介する。いろんなレビュアーが褒めちぎっているので今更感あるが、せっかく買ったのでレビューを書くことにした。
1. 「 Anker PowerCore Fusion 10000 」購入 → 開封
「Anker Store 渋谷パルコ店」で購入
普段はオンラインで購入するのだが今回は「Anker Store 渋谷パルコ店」で購入した。オンラインでも同価格で買えるものを購入するためにわざわざ実店舗に足を運ぶのは時間の無駄ではあるが、商品を眺めながらこれを買ったら生活がもっと豊かになりそうだな〜などと妄想する時間が結構好きなんだ。


あとは、今回モバイルバッテリーを購入するということで、実際に持ち運びの性能がどれくらいかを知った上で購入したかったという意図もある。サイズや重さはネットで見ているだけでは想像しきれない。
店舗で実物を見るまで色のバリエーションが3種類あることは知らなかった。迷わず黒を購入。
商品開封


相変わらずのこの箱。もう何年もAnkerの製品を買っているけどこの箱はデザインが変わらず健在。ちょっと開けにくいけど好き。中には丁寧に半透明のビニールに包まれた充電器本体。下の青い部分にはアクセサリーなどが入っているようだ。

商品を全部出すとこんな感じ。内容物は下記の通りだが、本体以外はいらないので箱にそっと戻して片付けた。
- 「 Anker PowerCore Fusion 10000 」本体
- 充電ケーブル(USB-A & USB-C)
- 持ち運びポーチ
- 取扱説明書
サイズと重量が気になる
実物は既に店舗で見ていたのだが、やはりサイズと重量がすこーしだけ気になる。モバイルバッテリー兼急速充電器ということで複数の役割をこの一つの製品にまとめ上げているため必然といえるが、正直な第一印象はこんな感じだ。
2. 「 Anker PowerCore Fusion 10000 」のメリット5つ
ここからは商品の特徴を踏まえて良いところと微妙だったところを書いていく。
「 2 in 1 」で荷物の個数が減る

「 Anker PowerCore Fusion 10000 」一つあるだけでいくつかのアイテムを統一することができる。
- モバイルバッテリー
- 急速充電器
- バッテリー本体の充電ケーブルと充電器
こんなところだ。具体的な利便性の話で言うと、ちょっと出かける時も旅行に行く時も「 Anker PowerCore Fusion 10000 」一つと充電ケーブルさえ持っていけば、スマホやイヤホン、タブレットの充電は完全に心配がなくなるんだ。
外でバッテリーがなくなったらモバイルバッテリーとして使用して、出先で宿泊することになればホテルのコンセントに繋いで普通の急速充電器として使用する。これだけ持っていけばOK!と言うことで準備する際の忘れ物リスクが少し減るし荷物の個数も減らすことができる。
モバイルバッテリー本体の充電速度が速い

理由は明確、本体に直接コンセントが付いているからだ。従来のモバイルバッテリーはコンセントに別途充電器とケーブルを繋いで給電する必要があった。これだとコンセントに差している充電器とケーブルの出力によってモバイルバッテリーの充電速度が左右されてしまう。
「 Anker PowerCore Fusion 10000 」はコンセントに繋いで約4時間で満充電ができる。明確な他の製品と比較はできないが、これは間違いなく速い。
10000mAhの”ちょうどいい”大容量
この「 Anker PowerCore Fusion 10000 」は商品名にもあるとおり10000mAhの大容量モバイルバッテリーだ。実は先代の同じシリーズの商品は5000mAhだったので、容量が2倍になっている。
10000mAhがどれくらいかと言うと、私がメインで使用している「iPhone12 Pro」を理論上2回満充電できるくらいだ。2回充電できるという安心感はすごい。自分のスマホを充電した後に友達にも電力を分け与える余裕がある。
Ankerのモバイルバッテリーは容量の大きいものだと20000mAhの商品もあるが、ここまで行くと正直かなり大きく重量もあるので持ち運び性能を大きく欠いてしまう。
つまり、10000mAhは“ちょうどいい“大容量だといえる。
20Wの急速充電が速すぎる!

ポート側上部のUSB-C端子からは最大20Wの急速充電が可能だ。20Wは超早い。あっという間にスマホが充電される。出先でスマホの使用頻度が高くなるタイミングで充電速度が遅いとかなりストレスになってしまう。
ちなむと下部のUSB-A端子からは12Wで充電できる。こちらも十分に早い。
少し前の世代のiPhoneに付属していた↓↓の白い充電器はたったの5Wだ。4倍の出力!

地味にありがたい「パススルー充電」機能

地味に便利なのがパススルー充電機能だ。どういう機能か簡単に言うと、ポートからスマホやワイヤレスイヤホンなどを急速充電しながらバッテリー本体をコンセントに差すと、スマホと同時にモバイルバッテリー本体も充電してくれるという機能だ。
もしパススルー充電機能がないものでコンセント→モバイルバッテリー→スマホと繋いだ場合、まずモバイルバッテリーからスマホが充電される。次にモバイルバッテリーが充電される。といったように順番に充電されるようになる。
パススルー充電が搭載されているおかげで充電時間を大幅に短縮することができるのだ。地味にありがたい。
3. 「 Anker PowerCore Fusion 10000 」のデメリット1つ
全てを詰め込んだ故に「重い」「大きい」



いろんな機能を一つにまとめ上げた故に重い、測ってみたら274gもあった。ケースをつけたiPhone12 proより断然重い。
Ankerから販売されている他の10000mAhのモバイルバッテリーと比較すると、下記のような感じになる。
- Anker PowerCore III 10000 Wireless → 243g
- Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W → 212g
- Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W → 194g
重いな。
とはいえモバイルバッテリーを充電するタップとケーブルを含めたら同じくらいの重量になる。そう考えると絡まって邪魔なケーブルを1本減らすことができて総重量が変わらないので良いと思う。



サイズもなかなか大きい。iPhoneと比較した画像を参考にしてみてほしい。小型のバッグに忍ばせる的な使い方はちょっと難しいかもしれない。ガッツリ旅行用といった感じ
4. 結論「買い」
総じて良い商品だ。”買い”だと思う。個人的には特に荷物の個数を減らすことができるというメリットが刺さっている。「これひとつあれば安心!」というアイテムは忘れ物リスクを減らせるし、考えることが減るので本当に素晴らしい。
10000mAhの大容量なので、モバイルバッテリーとしての安心感もさることながら急速充電もできてしまうという優秀さ。Ankerは今年も良い商品をたくさん生み出してくれた。その中でも「Nano Ⅱ 45W」に次ぐお気に入りのアイテムとなった。
上記のメリット・デメリットを踏まえて是非購入を検討してみてほしい。それでは。
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