Ankerからモバイルバッテリー・急速充電器・ケーブルが一体となった究極完全体の充電器が登場したのでレビューする。
最初に結論だが、この充電器はこんな人におすすめなアイテムな商品となっている。ぜひご参考いただきたい。
- 小さいカバンでモバイルバッテリーを持ち運んでいる人
- 充電器やケーブルの忘れ物をしやすい人
Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)の概要
スペック
項目 | Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル) |
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サイズ | 約83 x 50 x 31mm (プラグ部を除く) |
重さ | 約200g |
入力 | AC入力:100V-240V ~ 50-60Hz 1.5A USB-C入力 / USB-C 内蔵ケーブル入力:5V = 2.1A |
出力(急速充電器時) | USB-C出力 / USB-C 内蔵ケーブル出力:5V = 3A / 9V = 3A / 10V = 2.25A / 15V = 2A / 20V = 1.5A (MAX 30W) 合計出力:5V = 3.6A (MAX 18W) |
出力(モバイルバッテリー時) | USB-C出力 / USB-C 内蔵ケーブル出力:5V = 3A / 9V = 2.22A / 10V = 2.25A (MAX 22.5W) 合計出力:5V = 3A (MAX 15W) |
バッテリー容量 | 5000mAh |
パッケージ内容 | 取扱説明書、18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker Japan 公式サイト会員登録後) 、カスタマーサポート |
カラー | ブラック、ホワイト |
開封・外観
まずは開封していこう。
箱は至ってシンプルだが中身はしっかりと保護されている印象。
本体はこちら。細かく見ていこう。
まずはなんといっても内蔵されているケーブルだ。平打ち麺のような形状で長さとしては15cmといったところだ。
ケーブルは端子部分が金具で固定されるので根本の破損がしづらくストラップとしても使えそう。
加えてマグネットで端子を本体にパチっと固定できるのがありがたい。
次はプラグ部分を見ていく。普段は折りたたまれており、使用時にのみ取り出す仕様だ。
実際に壁のコンセントに差し込んでみるとこんな感じ。カーブ面を上にすれば隣のプラグとの干渉もしなさそうだ。
横並びの電源タップに刺すとこうなる。こちらも隣への干渉がないのでありがたい。
Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)のレビュー
電源プラグとケーブルが一体となった3 in 1の完全体モバイルバッテリー
この商品の最大の特徴であり強みでもあるのが、「モバイルバッテリー」「急速充電器」「ケーブル」が全て一体となっている点だ。
これまでは「モバイルバッテリー」+「急速充電器」が一体になったものや「モバイルバッテリー」+「ケーブル」といったものはいくつか出ていたが、ついに3つのアイテムが包括された充電器が登場した。これは革命的だ。
外出時はこれ一つさえ持っていれば良いということになる。
単ポート最大30Wのちょうどいい出力
本商品の良さとして単ポート最大「30W」のちょうどいい出力というところが挙げられる。
30Wあるとどういうことができるのか、目安を以下に書いたので参考にしていただけるとありがたい。
- 大抵のスマホを最速で充電(iPhoneシリーズ・Pixelシリーズ・一部除くGalaxyシリーズ)
- M1 Macbook Airをそこそこ早く充電
- ワイヤレスイヤホンを最速で充電
大抵のスマホを最速で充電できる点が非常にちょうどいい。モバイルバッテリーは外出先や移動しながら使うケースが多いため、早い速度でさっさと充電を終わられることがとても大事。
スマホ充電(ほぼ)1回分の5000mAh
5000mAhの容量なのでiPhone15をおよそ1回フル充電できる。過不足なくちょうどいい容量。
バッテリー容量は本体サイズとトレードオフになるので、多けりゃいいというわけではない。
必要量と使いやすさとのバランスが取れているのが5000mAhのモバイルバッテリーだ。
パススルー充電対応
端末を優先的に充電できるパススルー充電機能が搭載されている。これがないとモバイルバッテリーを満充電にしてから端末の充電を開始するため、充電したいデバイスの充電開始がかなり遅くなってしまう。
- 有り:接続した端末とモバイルバッテリーを同時に充電
- 無し:モバイルバッテリーを充電 → 接続した端末が充電
「スマホを充電したいのに先にモバイルバッテリーが充電されてしまう・・・」という悩みとはおさらばだ。
残量を教えてくれるディスプレイ搭載
バッテリーの残量をモニターで教えてくれる。文字サイズが大きく明るさもあるのでかなり見やすい。
表示は1%刻みになっている。
バッテリー本体をケーブルでも充電可能
これまでのプラグ一体型モバイルバッテリーとの地味な差異として、バッテリー本体をケーブルでも充電できる点が挙げられる。
これの何が良いかというと、プラグ部分が落下で壊れても最悪ケーブルでモバイルバッテリーとして使い続けられるというところだ。この便利さを活用する日が来ないことを切に願っている。
ストラップ代わりにもなる内蔵ケーブル
内蔵ケーブルがしっかりとした作りになっていることと、本体が軽量であることからケーブルをストラップとして使うことも可能だろう。
スマホを充電する時は小指にケーブルを引っ掛けてぶら下げて持つと煩わしくないのでおすすめ。
Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)の気になるところ
モバイルバッテリー時の最大出力が22.5W
モバイルバッテリー時に最大出力が下がるのはこういった商品の常ではあるのだが、22.5WなのでGalaxyのスマホだと最高速度ではないのが少し勿体なく感じる。iPhoneシリーズであればいずれにせよ最速なので気にする必要はない。
2ポート同時使用時の出力が合計18Wに制限される(モバイルバッテリー使用だと15W)
2ポート使用時に合計出力が大きく下がってしまう点は要注意。スマホを充電する際は単ポート使用にすることをおすすめする。
2台同時充電は就寝時などまとまった時間が取れるタイミングのみにするのが良いだろう。
Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)はこんな人におすすめ
- 小さいカバンでモバイルバッテリーを持ち運んでいる人
- 充電器やケーブルの忘れ物をしやすい人
充電器・モバイルバッテリー・ケーブルが3 in 1となった本機は、荷物の軽量化と忘れ物リスクの低減に大きく寄与してくれるはずだ。
実際に私もパソコンやカメラなど大きな荷物を持ち歩かないときはスマホと財布とAnker Power Bankだけをポケットに入れて出かけたりする。
小型で軽量なのに充電に必要な機能が一体にまとまった非常に優れたアイテムだと言える。
まとめ
本機はモバイルバッテリー+急速充電器+ケーブルという3in1アイテムという点が最大の特徴であり強みでもある。そして安心のAnker製なので作りも非常にクオリティが高く使い勝手も最高に良い。
基本的にはこれ一つあれば外出時の充電は事足りる。旅行にもこれ一つで良いかもしれない。
実際に購入してみて心からお勧めできる商品だと感じたので是非購入してみて欲しい。以上参考になれば幸いだ。
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