私が2020年に社会人になってから今日まで愛用し続けている腕時計が「 G-SHOCK 」の「 GMW-B5000-1JF 」だ。購入してから4年経った今でも毎日欠かさず身につけているこの腕時計を改めてレビューしたいと思う。
昨今は進化が目覚ましいスマートウォッチに魅力を感じている方も多いと思うが、デジタル的な機能性よりも時計自体の強さを極めた機能性が合う人も多くいるはずだ。
絶対に壊れず時間が狂わず電池が切れないという機能性は本当に素晴らしい。その魅力を余すことなく伝えていきたい。
そもそも腕時計は悩みが多いアイテム
「スマホで時間見ればいいじゃん」と人々は言う。
しかし「時間を確認」する手段として腕時計はスマホに勝ると考えている。電車に乗り遅れそうな時にいちいちスマホをポケットから取り出して時間を見る暇はない。腕時計であれば少し左腕を目の前に構えるだけで時間を確認できる。
多くの人にとって時間を確認するという行為は最もスピード感が求められる動作のはずだ。だから腕時計はあった方がいい。
一方で腕時計が数々のデメリットを抱えていることも事実だ。まずはそれを整理する。
時間がずれる
これは最悪で、腕時計をつけている意味が完全に消える。
腕時計の最大の役目であり身につける目的は、「正確な時間を即時に確認するため」だ。時間がずれていることで電車に乗り遅れたり会議に遅刻してしまっては腕時計を装着している意味がない。
電池交換がめんどくさい
腕時計の電池交換に関してはセルフでできないことが多々あるため時計屋に持っていく必要がある。大抵の腕時計は二年に一回は電池交換が必要。頻度の低いことだが知らぬ間に電池が切れて時計が止まった時にすぐに時計屋に行けるとも限らない。数日動かない時計となる可能性だってある。
衝撃や水濡れで壊れる
腕に身につけるものゆえに、破損のリスクは高い。いろんなところにぶつけてどんどん傷がつく。私もそれで腕時計を一本ダメにしたことがある。雨の日ももちろん油断できない。腕時計も精密機器なので水濡れは厳禁だ。トイレを出て手を洗うときも注意が必要。
そして腕時計の修理代は結構高い。特にガラス面が割れた場合の修理代は1~2万円だ。毎日身につけるものが壊れていると見栄えも悪いので、壊れた状態での放置はできない。どれだけ頑丈であるかも腕時計にとっては必要な要素だ。
腕時計の悩みを全て解消するのが「 G-SHOCK 」
G-SHOCKは知っての通り圧倒的な耐久力を持つCASIO社の時計ブランドだ。それと同時にG-SHOCKの多くの製品には防水・電波時計・ソーラー充電が搭載されている。
これが示すことは、G-SHOCKは「決して壊れず」「濡れても故障せず」「時間が狂わず」「時間が止まらない」夢の腕時計であるということだ。
インスタの広告で「 GMW-B5000-1JF 」を発見 → 一目惚れ
「『 G-SHOCK 』っておもちゃっぽい見た目のイメージだったけど、こんなかっこいいモデルもあるんだ…」と一目惚れしてしまった。そして早速Amazonで購入した。
G-SHOCK「GMW-B5000-1JF」購入レビュー|見た目について
金属のスクエアボディが超絶かっこいい
ステンレス素材の金属ボディが最高にクール。特にベゼル部分は繊維状に研磨(ヘアライン加工)され、ややマットな質感となっており高級感すら感じられる。加えてラグの部分は鏡面加工となっているため適度な存在感がある。もちろんチープさやおもちゃ感は一切ない。
身につけていると視界の隅にキラキラと「 GMW-B5000-1JF 」のスクエアボディが映り思わずテンションが上がる。毎日身につけるアイテムこそ自分の気持ちを上げてくれるものを選ぶべきだと思う。
黒い文字盤がクール
「 GMW-B5000-1JF 」はデジタル時計だ。そしてその文字盤は真っ黒だ。これがまたかっこいい。グレーの文字盤はどうしても安っぽさを感じてしまう。金属ボディに加えてこの黒い文字盤が「 GMW-B5000-1JF 」の魅力をグッと引き上げている。デジタル時計にはデジタル時計なりのかっこよさがある。
余談だが、正確な時間を一瞬でも早く知るためにはアナログ時計よりデジタル時計の方が優れていると私は考えている。数字で教えてくれるからね。
適度にカジュアルなラバーバンド
実は、金属ベルトの他モデルも複数ある。そんな中でラバーバンドをあえて選んでいる。理由としては下記の4点が挙げられる。
- 軽い&着け心地がいい
- 会社が私服通勤(Tシャツばかり)
- 腕時計でPCを傷つけたくない
- 金属のヘッドを際立たせるため
G-SHOCK「GMW-B5000-1JF」購入レビュー|機能性について
「G-SHOCK」は誰もが知っている通りとにかく頑丈な腕時計なんだが、私が使用している「 GMW-B5000-1JF 」に関しては頑丈さに加えて便利な機能がもりもりだ。特に私が感動した機能を書いていく。
耐衝撃性 & 完全防水
壊れないこと、これが「G-SHOCK」の最大の特徴であり最高の価値だ。衝撃も水濡れにもびくともしない。車に閉じ込められたら「G-SHOCK」を靴下に入れて窓をカチ割ろう。
ソーラー充電の永久機関
ソーラー充電式のため電池の交換という概念がない。一生止まらないし動作が鈍くなることもない。ボタン電池で動く腕時計は電池が消耗すると時間がずれるし、電池交換は結構な手間なのだ。軽く行程を羅列してみる
- 電池交換が必要なことに気づく
- 近くに時計屋があるか調べる
- 電池交換の金額はいくらか(相場と比較)
- 何曜日に営業しているか
- 仕事の合間にいけるか
- 現金以外が使えるか
などなど考えることは結構多い、ソーラー充電の腕時計を選ぶだけでこれらの悩みから解放されるのだから選ばない手はないだろう!
文字盤周囲の煉瓦が積まれたような模様の箇所がソーラー充電用のパネルだ。わざわざ意識して日光に当てなくても普段通りに生活していれば充電は事足りる。
電波による正確な時間調整
電波時計の時間がずれない安心感はやはり偉大だ。電車通勤のサラリーマンにとっては、時計の時間が一分一秒でも狂っていると死活問題となる。乗るべきだった電車に乗り遅れてしまうと大変だ。
電波調整のできない腕時計で時間にズレが発生したら、「竜頭」をくるくる回してセルフで時間調整する必要がある。正確な時間をスマホで確認しつつ調整するのは地味にめんどくさい。あと一回時間がズレたらその後も繰り返すことが多いイメージがある。
時間が絶対にズレない安心感、電波時計機能は時計にとって必須の機能なのではないだろうか。
文字盤ライトの自動点灯
暗い夜道で時間を確認するタイミングだってある。そういう時に文字盤が光ってくれるのはとてもありがたいものだ。
「 GMW-B5000-1JF 」に関しては腕が一定の角度になると自動で点灯してくれる機能がある。これが地味に便利で、どんなに周囲が暗くても腕時計を目の前に構えれば自動でライトが点灯し時間を確認することができる。
しかもアナログ時計のように一箇所からライトを当てて光らせるのではなく、デジタル時計らしく文字盤自体が光るのでかなり視認性が高い。日常的に使う機会が多い機能だ。
その他にも色々搭載
ここまでに紹介したのは特に私が便利だと感じた機能の部分であり、「 GMW-B5000-1JF 」には実に「 G-SHOCK 」らしい多くの便利機能が搭載されている。
- ワールドタイム
- タイマー
- パワーセービング機能
- ストップウォッチ
- アラーム
- 操作音のON/OFF
- バッテリー残量通知機能
基本的にこれらは使わないがストップウォッチ機能は会社でプレゼンをするときにとても便利だ。スマホを開けないタイミングでも手元で時間を管理できるのでたまに使う。あと海外旅行行く人にはワールドタイムは必須機能だろう。
一生涯使えると考えたら安すぎる
- クールな金属ボディ
- 最高峰の堅牢さ
- 完全防水
- 電波時間調整機能
- ソーラー充電
- その他諸々
ビジュアルが洗練されてて機能性も抜群の腕時計が5万円台で買えるのだから異常なコストパフォーマンスだと言える。個人的には一生ものの買い物をしたとすら思っている。壊れないからね。
G-SHOCKの腕時計に関しては、見た目が好みな人であれば迷わず買っていいと思う。
本題|スマートウォッチではなくあくまで「腕時計」を選ぶ理由
各方面から「機能でいえばスマートウォッチの方が便利じゃね?」という声が聞こえてきた。それは一理あるが私はあくまで「腕時計」を選ぶ。その理由を3点ピックアップしたから是非参考にしてみてほしい。
現行のスマートウォッチはどれも2,3日で充電が必要
スマートウォッチの大本命といえば「Apple Watch」だ。その最新作すら駆動時間は最大3日だ。これはあくまで理論値なので実際に使用していくとほぼ毎日充電することになると思う。毎日家に帰って充電できるならそれでいいかもしれないが、充電がうまくできていなかったり旅行先で充電器を忘れたりすると使えなくなる。正直めんどくさい。iPhoneが2台あるのと一緒だ、バッテリー管理の手間はストレスとして徐々に積み上がっていく。
対する「 GMW-B5000-1JF 」はソーラー充電の永久機関。毎日身につけているだけで給電され、電池切れを起こすことはない。いつでもどんな時でも確実に時間を確認することができる。
スマートウォッチは確かに様々な便利機能を備えているが、バッテリー持ちの悪さは正直致命的だ。せめて1週間使えるようになってほしいところではある。
スマートウォッチにしかできないことは魅力的ではない
「それこそスマホでいい」
というのが私の正直な感想だ。腕時計にできなくてスマートウォッチにできることは下記の通りだ。
- タッチディスプレイ
- 通知の確認
- Suica・Apple Pay
- 心拍数・血中酸素濃度測定などの健康機能
- 地図アプリ
- iPhoneのロック解除(iPhoneX以降)
健康機能は今の所わざわざ測定する必要があるとは思えないし、腕時計は左腕につけるのでSuicaに関しても右側にタッチするのが大変。というか一日5,6回しか使わない決済の作業に関してはスマホで十分だと思う。他の機能に関しても腕時計でやる必要性は低い。一日に数回しか使わない機能であればスマホの大画面で見た方がいい。
腕時計にとって一番重要なことはあくまで「素早く時間を確認する」ということで、この動作は一日で数十回も行う。とにかく正確な時間を一瞬でも早く確認する、それに特化していれば良い。
製品の進化と並行して徐々に劣化が進む
スマホと一緒でチップや充電式のバッテリーを搭載しているため、スマートウォッチは徐々に劣化していく。5年以上使えるデバイスではない。
一定期間での買い替えが必要な端末のため長期的にみるとなかなかの金額になっていくだろう。これは金銭的なインパクトはもちろん、買い換えるという作業自体にも「最新シリーズにしようか…」「他のメーカーにしようか…」などたくさん考えることがあるため避けていきたい。考えることが増える商品を購入することはこのブログのテーマの一つである「時短」に背いているため悪手だと言える。(あくまで私のスタンスなので参考までに)
ただ、スマートウォッチは日進月歩で進化している。新しい機能が増え本体の質感が上がり、バッテリー駆動時間も徐々に伸びてきている。スマートウォッチ自体がダメと思っているわけではなく、“今は”スマートウォッチは要らないと考えているだけだ。腕時計としての完成度がさらに高まった時に購入する機会がやってくると思う。
一方でG-SHOCKは何年も使い続けることができる。実際に私も4年使ってきているが今のところ寿命の気配がない。
「 G-SHOCK 」のデメリット
完全なるフォーマルな場所では使いづらい
完全なるフォーマルな場での使用はちょっと難しいとは思う。基本的にどの時計もカジュアルなデザインで、主張も強めなものが多い。あくまで私服やオフィスカジュアルに合わせるくらいがせいぜいだと思う。
一方で金属ベルトのモデルはかなりフォーマルな印象のためスーツにはバッチリ決まりそう。
良くも悪くも「 G-SHOCK 」感が強い
良くも悪くもだ。どのモデルでもひと目でG-SHOCKだとわかる。ただG-SHOCKには高級時計にデザインをインスパイアーされたラインナップが多く、一瞬であれば高級時計だと勘違いさせることもできる。低価格モデルでなければ安っぽさは全く感じない。
G-SHOCKのデザインが好きな人はラッキーだ。そのままぜひ購入してほしい。
社会的ステータスの証明はできない
逆にこういう考えを排除したいからブランドの時計を避けている節はある。ブランド時計は上を見ると青天井なので一生比較したりされたりする羽目になる。ただ、いい時計をつけることで信頼を獲得するみたいな場面は確かにあるので、ステータスの証明自体は一定必要なことだとは思う。
ステータスを証明できないという点はスマートウォッチにも共通する。あくまで機能性を大事にするという考えや、ステータス競争からいち早く離脱したい人にはG-SHOCKやスマートウォッチがおすすめだ。
まとめ:「 GMW-B5000-1JF 」は “買い”
壊れない・狂わない・止まらない
壊れない時計というのは必ず役に立つ。
今回紹介した「 GMW-B5000-1JF 」に関してはG-SHOCKとしての堅牢さ・機能性を持ちつつも金属ボディの洗練されたビジュアルが目を引く一品だ。
「G-SHOCK確かに機能はいいけど見た目がな〜」という方は、是非一度ホームページまたは近所の時計屋で実物を見てみてほしい。このデザインが刺さる人は一定数いると思う。
私自身もう4年間毎日腕につけて生活しているが本当に素晴らしい腕時計だと改めて感じで記事を書き直すに至った。
腕時計に悩んでいる方、G-SHOCKに興味がある方、購入を検討している方の参考になれば嬉しい。
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