5月31日にAmazonからEchoシリーズの新エントリーモデルとして「Echo Pop」が登場した。
「エントリーモデル」なので1台目のスマートスピーカーとして買ってもらうことを想定していると思うが、その役割をしっかり満たせているのか紹介していく。
スマートスピーカーは使い始めるとあまりの便利さに手放せなくなる!
6000円でAlexaのいる生活を手に入れられる優れもの!
- Alexaを活用したスマートホーム化が便利すぎる
- 音声コンテンツは快適に楽しめるクリアな音質
- できることを考えたら十分に安すぎる金額(5980円)
- 音楽を楽しむ上ではやや物足りない低音
Amazon echo pop概要
概要
まずはAmazonのスマートスピーカーであるEchoシリーズにはいくつかの商品があるので一覧で見ていく。
– | Echo Pop | Echo Dot(第5世代) | Echo(第4世代) | Echo Studiio |
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画像 | ||||
評価(2023年9月時点) | ★4.3(2,502件) | ★4.2(1,623件) | ★4.3(8,842件) | ★4.3(3,872件) |
特徴 | コンパクトサイズ | 重厚で高音質なサウンド、コンパクトサイズ、球体 | プレミアムサウンド、球体 | 空間オーディオによる没入感のあるサウンド体験 |
スピーカーサイズ | 1.95インチ | 1.73インチ | 3.0インチウーファー、0.8ツイーター x 2 | 5.25インチウーファー 2.0インチミッドレンジスピーカー 1.0インチツイーター |
音楽ストリーミングサービス・Amazon Music HD対応 | ○ | ○ | ○ | ○ |
Ultra HD/空間オーディオ対応 | – | – | – | ○ |
Dolby | – | – | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
ライン入出力 | – | – | 3.5 mm ライン入出力 (Alexaアプリで切り替え) | 3.5 mm ミニジャック / mini-opticalライン入力 |
音声・ビデオ通話 | 音声通話 | 音声通話 | 音声通話 | 音声通話 |
家電の操作 ※別売 対応機器が必要 | ○ | ○ | ○ | ○ |
リモコン家電の操作 ※別売 赤外線コントローラー必要 | ○ | ○ | ○ | ○ |
Zigbeeスマートホームハブ内蔵 | – | – | 「デバイスを探して」で対応家電をセットアップ | 「デバイスを探して」で対応家電をセットアップ |
モーション検知 | – | ○ | ○ | – |
温度センサー | – | ○ | ○ | – |
音声ショッピング | ○ | ○ | ○ | ○ |
プライム会員のみ Amazon Music Prime ※他の音楽サービスも別途登録すれば利用可能 | ○ | ○ | ○ | ○ |
サイズと重量 | 99 x 83 x 91 mm 196 g | 100 x 100 x 89 mm 304 g | 144 x 144 x 133 mm 940 g | 206 x 175 x 175 mm 3.5kg |
カラー | 4色 | 3色 | 3色 | 2色 |
金額 | 5,980円 | 7,480円 | 11,980円 | 29,980円 |
Echo Pop低価格でカラーバリエーションの豊富なエントリーモデルという立ち位置だ。
もっとも小型かつ軽量なので置き場所の自由度も高い。性能面ではスマートデバイスとしての差分はないがオーディオを楽しむという観点で他製品より劣っているという印象だ。
シリーズでどれを選ぶかの基準は「音質」と「サイズ感」の2点だ!
開封レビュー
開封していこう、箱の外観は普通。
開けると早速本体が登場。
本体を取るとその下には付属品が封入。
電源コードは専用の端子とAC端子の組み合わせだ。
こんにちは!
本体の仕様の説明とセットアップの方法が分かりやすく書かれている。
余計なものが入っていないので戸惑うことがなさそう。
外観デザイン
Echo Popはグリーン系やパープル系の可愛い色があったが無難な色が好きなので黒をチョイスした。若干グレーっぽい気がしないでもない黒色だ。
電源を接続すると上部のランプが光る。ペアリングモードになっているか、Alexaが音声を認識したか、などなど全てこのランプの色だけで分かるようになっている。
背面上部には「音量操作ボタン」「ミュートボタン」が配置されており、周囲の穴は音声を認識するためのマイクだ。
参考までにサイズ感はスマホと比べるとこんな感じだ。小型で置き場所に困ることはないだろう。
私の場合はテレビ裏のラックに配置している。テレビを見ながらでも音声認識してくれるので優秀。
ちなみにこのラックは山崎実業の「テレビ裏収納ラック」だ。テレビ周辺の配線やwifiルーターなどのごちゃごちゃを視界から一気に消してくれる素晴らしい商品なのでぜひチェックしてみてほしい。
Amazon Echo Pop(スマートスピーカー)でできること
Alexaに日常生活のサポートをしてもらう
Alexaがいるだけで生活が本当に便利になる。私が実際に使用している活用方法がこちらだ。
- 天気を聞く
- 目覚ましアラームを設定する
- カップラーメンの5分タイマーを設定する
- Amazonの通知を読んでもらう
スマホでやっていたちょっとした作業をAlexaに音声でお願いできるようになるので、両手が塞がっているタイミングやどうしても動けないタイミングなどで非常に便利。一度手にするとこれ無しでは生活できなくなるくらいだ。
個人的にはこれだけでも十分に買う価値があると思う。
音声も正確に拾ってくれるので本当に便利。
Bluetoothスピーカーとして音楽を聴く
Echo PopはBluetoothスピーカーとしても使用できる。
Alexaアプリを使って音楽サブスクサービスと連携するか、Bluetoothでスマホと接続することで音楽を流すことができる。もちろん再生停止や音量調整は音声で操作できる。
音質については後述する。
スマートホーム化(別途スマートリモコンや対応家電が必要)
身の回りにも勘違いされている人が結構いるのだが、基本的にスマートスピーカー単体で家電の操作はできない。正確にはAlexaに対応している家電以外は操作できない。
だが、別売りのスマートリモコン(Swithbotがオススメ)を導入することでリモコン付きの家電を音声で操作できるようになる。
- 音声操作で赤外線リモコンの付属している家電を操作できる(ex.エアコン、照明、テレビ)
- 屋外からアプリを使ってリモートで家電を操作できる
- スケジュール機能を使って毎日or毎週決まった時間に家電を自動で操作できる
さらに追加でスマートデバイスを色々集めていくことで、カーテンの開閉を自動化したり、各種家電の物理スイッチON/OFFを音声操作したり、いろんなことができるようになる。
↓こちらは私のオススメのSwitchBotカーテンだ。朝と夕方に自動でカーテンを開閉してくれるので太陽光で目を覚すことができる。目覚まし時計よりもよっぽど効く。
Amazon echo popは意外と高音質
「スピーカー」なので気になる人も多い音質だが同価格帯のスピーカーと同じくらいのクオリティだ。あくまでメインの役目はAlexaに生活をサポートしてもらうことやスマートホーム化なのだが、その上で価格相場と遜色ない音質ということで十分価値が高い商品だと言える。
音声コンテンツを楽しむ分には十分
ラジオやPodcastの音声コンテンツを楽しむ分には十分だ、クリアな音声を流してくれるので違和感なく楽しめる。
音楽は低音の弱さを感じるが悪くはない
音質に関してはクリアさはありつつも低音が弱いので、音楽もがっつり楽しみたい方にはオススメできない。とはいえ音自体のクリアさも鑑みるとトータル悪くはないという印象だ。
まとめ|スマートホーム化にはこれを買っておけば問題なし
- Alexaを活用したスマートホーム化が便利すぎる
- 音声コンテンツは快適に楽しめるクリアな音質
- できることを考えたら十分に安すぎる金額(5980円)
- 音楽を楽しむ上ではやや物足りない低音
Alexaを活用して生活を便利にしたい、さらに言えばスマートホーム化をしていきたいという方にはもってこいの商品だ。
一方でBluetoothスピーカーとして音楽を楽しむことにもこだわりたいという方には少し物足りないように感じると思う。音楽も楽しみたいという場合はEcho Studioの購入をおすすめする。
以上参考になれば幸いだ。
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