Anker 733 Power Bankレビュー|高いけれどこれ以上の正解が思いつかない

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以前から気になっていたAnkerの最高級モバイルバッテリー「Anker 733 Power Bank」を購入したので紹介する。

Anker 733 Power Bankは非常に高価なモバイルバッテリーなのだが、決してオーバースペックなわけではなく私にとっては完全なる最適解であった。そんなAnker 733 Power Bankの“素晴らしい”ポイントと痒い所に手が届く“ちょうどいい”ポイントを紹介していく。

目次

モバイルバッテリーはプラグ付きに限る

荷物を軽量かつシンプルに

私はかれこれ3年近くプラグ付きモバイルバッテリーを愛用している。本体にプラグが付いているというだけモバイルバッテリー充電用のケーブルと充電器が不要になる。これだけで荷物が軽くなるしアイテム数が減るので忘れ物のリスクを低減できる。私は旅行が好きなのだが忘れ物をすると猛烈に元気がなくなるので、こういう複数の役割を一つに担えるアイテムを重宝している。

重量の変化
  • 旧:399g(Anker PowerCore Fusion 10000 + Anker 735 Charger)
  • 新:317g(Anker 733 Power Bank)

Anker 733 Power Bankの導入によって充電器の重量を82gも軽くすることができた。また本体サイズもスマホの横幅ほどに抑えられているのが非常にありがたい。重ねて手に持てるのはいざという時に役に立つ。

iPhone12proとサイズ比較
iPhone12proとサイズ比較

充電が楽になる

モバイルバッテリーの残量が低下したらプラグを開いて差し込むだけでOK。ケーブルや他の充電器を用意する必要がないので運用も非常にシンプル。さらに「パススルー機能」に対応しているので、ケーブルでスマホを繋げばそれだけでモバイルバッテリーとスマホ両方の充電を完了させることができる。

また本体はコンセントに差すだけで約4時間で充電が完了する。爆速というわけではないがプラグをコンセントに差すだけという楽さを考えれば十分な速さに感じた。コンセントにモバイルバッテリを接続してそこからPC,スマホ,ワイヤレスイヤホンを接続しておけば寝てる間に全ての充電が完了する。こんなに楽なことはない。

バッテリーの残量はインジケーターで確認できる。4つのランプが表示されれば100%だ。

10000mAhのちょうどいい大容量(iPhone14約2回分)

5000mAhじゃ足りない&20000mAhは多すぎ

10000mAhはiPhoneシリーズであれば約2回分、私の使っているGalaxy Z Fold 4であれば約1.5回分という容量だ。決して足りないとは感じないし、ワイヤレスイヤホンも充電するとなると余るという感じでもない。外出先でPCを充電するとなった場合も、10000mAhあればM1 MacBook Airの60~70%は充電できる。十分にその場を凌げる。

5000mAhだとiPhone1回分なので旅行とかだと少し物足りないように感じる。逆に20000mAhとなるとバッテリー本体が大きくて重いので取り運びにストレスが溜まる。10000mAhという容量は非常にちょうどいい

GaNPrimeによる3端末同時急速充電(合計65W)

PC、スマホ、ワイヤレスイヤホンを同時急速充電

最大出力65Wのハイパワーを「GaNPrime」によって3ポートに適切に配分することができる。私の場合は下記の端末たちをメインに使用しており65Wが非常にちょうどいい。

  1. M1 MacBook Air(30W)
  2. Galaxy Z Fold 4(20W)
  3. Momentum True Wireless 3(おそらく5W程度)

もしGaNPrimeに対応していない3ポートの充電器を用いた場合、40W+12W+12Wの固定配分(※Anker社製品参考)になってしまうので、スマホの急速充電ができないしワイヤレスイヤホンには過剰な配分となってしまう。

スマホ+PCやタブレットなど複数の端末を持ち歩く方はGaNPrimeの恩恵を受けることができるのでおすすめだ。

モバイルバッテリー30Wの高出力

モバイルバッテリー状態でもM1 MacBook Airが充電可能

過去のプラグ付きモバイルバッテリーはモバイルバッテリー状態での出力が最大20Wのものが多くパワー不足を感じていた。プラグ付きで30W出力という点は本当にありがたい。

私が愛用しているGalaxy Z Fold 4は最大25Wで急速充電ができるので、Anker 733 Power Bankであればモバイルバッテリー状態でも最高速度で充電できる。M1 MacBook Airも適切とされている30Wで充電できるのでこの10Wの差は大きい。

付属のポーチ

まとめ:オーバースペックのようでちょうどいいモバイルバッテリー

強みポイント
  1. 本体にプラグが付いているので持ち物をシンプルに
  2. 最大65Wの高出力でPCも充電可能
  3. 3台同時急速充電可能(GaNPrime)

GaNPrimeシリーズの製品は正直どれもオーバースペックに感じていた。高性能高品質で値段も高価。日常使用においては必要ないレベルまで到達していると思っていた。

Anker 733 Power Bankに関してはもちろん高価でハイスペックではあるのだが、痒い所に手が届く素晴らしい製品だ。私が感じたちょうどいいポイントは以下の2点だ。

ちょうどいいポイント
  1. iPhoneを2回充電できる10000mAhのバッテリー容量
  2. モバイルバッテリー状態でもM1MacBookAirを充電できる30Wの出力

モバイルバッテリー状態で30Wの出力に対応している点が何よりも素晴らしい。手持ちの端末を全て最高速度で充電できるようになった。これだけで買った価値がある。外出先でのPC作業をする方や旅行好きにはぜひおすすめしたい商品だ。

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