先日スポーツブランド「 mont-bell 」の折り畳み傘「 トレッキングアンブレラL 」を購入した。この傘は1本5,830円(税込)の高級傘だ。「これめっちゃ良い傘なんですよー」と同僚に話しても、値段を言うとみんな怪訝な顔をする。「傘に6,000円も出す意味あんの??」と言うのが人々の意見だ。
だが「トレッキングアンブレラL 」には値段に見合った確かな価値があり、折り畳み傘に潜むいろんな悩みを解決してくれる素晴らしいアイテムだ。今回は私が折り畳み傘に対して抱いていた悩みと購入に至った経緯、実際に使用してみた感想を紹介する。この記事を読んで共感できた方はぜひ購入してみてほしい。
折りたたみ傘は悩みが多いアイテム
これは私の悪い癖なんだが、ふとした瞬間に「今使っているこのアイテムは果たして正解なんだろうか?」と考えてしまうことがある。別に正解を突き詰める必要は全くないはずなのにこんなことを考えてしまうので、多分悩むのが好きなんだと思う。そして例の如く「折り畳み傘」についても悩んでみた。
そして気づく、折り畳み傘は悩みの多いアイテムだった。ただ私が考えた結果悩みだと気づいたことなので、もしかしたらこれから書いていくことは多くの人にとっては当たり前のことで、今は悩みではない場合が多いと考えている。
ちなみに私はずっとセブンイレブンにて1,000円くらいで購入したワンボタンで自動開閉する折り畳み傘を使用していた。これ自体は結構良い商品だったので1年くらい愛用していた。ある雨の日会社の往復で折り畳み傘を使って帰宅した後、折りたたみ傘に取って当たり前になってしまっている潜在的な悩みを洗い出してみた。
親骨(半径)が小さい
折り畳み傘は携帯製を重視した結果半径が小さいものが主流だ。セブンイレブンの折り畳み傘も例に漏れず半径は54cmで比較的小さめだ。ビニール傘が60~65cmくらいなため比較すると小さく感じる。半径が小さいと雨の日に足元が濡れるのでストレスとなる。特に私は185cmの巨人なので小さい傘だと足元がずぶ濡れだ。
壊れやすい
折り畳み傘に限った話じゃないが傘は壊れやすい。ビニール傘を開いてみたら骨が一本折れていたなんてことは日常茶飯事だ。傘は少しでも壊れていると使いづらいし怪我の可能性だってある。骨が折れたまま使い続けていると、ふとした突風に煽られて大破して大怪我をしてしまうかもしれない。壊れた傘を使うのは結構危ない。
重い&邪魔
私が使っていたセブンイレブンのワンボタン自動開閉折り畳み傘は重かった。測ってみたら294gもあった。約300gは例えるならりんご1個分だ。そう聞くと軽く感じるかもしれない、例えを間違ったかも。
ただ折り畳み傘が折り畳めるのは、毎日鞄の中にしまって携帯するためだ。折りたたんだところでりんご一個分の重さがあったらなかなか肩への負担がある。毎日持ち運ぶアイテムだからこそ重さにはこだわりたい。肩こりになって3,000円のマッサージに月2回通っているようじゃ本末転倒だ。
あとサイズ感も気になる。私は普段からリュックを使っているので折り畳み傘は余裕で収納できるのだが、かなり場所をとるなあという印象は感じていた。隙間にすっぽりという状態ではない。
最強の折り畳み傘を求めて「 トレッキングアンブレラL 」を購入
ある日会社で上司が「 トレッキングアンブレラL 」を使っているのをみて興味本位で話を聞いてみた。するとこれが最強の傘との出会いとなった。詳しい魅力は後述するが人生で初めて「この傘が欲しい」と思った。さて買いに行きましょう。
「 mont-bell 」直営店で購入
休日に「mont-bell」の直営店を訪ねた。高価な買い物ゆえに実物を見て購入を決断したいという気持ちがあったため、ECサイトではなく実店舗での購入を選んだ。
ラインナップはかなり豊富で、重さとサイズを見比べて自分にあった商品を選べる。日傘としても併用できる商品もあったりと守備範囲が広い。私は身長的に大きいサイズであることが重要なので迷うことなく「 トレッキングアンブレラL 」を購入。
「 トレッキングアンブレラL 」はとにかく軽い
とにかく軽い。「 トレッキングアンブレラL 」の重量はたったの165gだ。これはみかん一個分に相当する。以前使っていたセブンの折り畳み傘が300g前後なので約半分の重量だ。鞄に収納してみても重さの違いが明らかに分かる。まじでめちゃくちゃ軽い。
繰り返しにはなるが、毎日背負う荷物が重いことで肩こりになってしまうと仕事の効率を大きく落としてしまうし、元気がなくなるのでプライベートも楽しみきれない。大袈裟かもしれないが荷物は少しでも軽くしたほうがいいと思う。
「 トレッキングアンブレラL 」は半径60cmのビッグサイズ
「 トレッキングアンブレラL 」は私のような185cmの巨人でも安心して使うことができるビッグサイズだ。一般的な折り畳み傘が半径54cmなのでこの商品は6cmも大きいことになる。
実際に広げて使ってみると大きさの違いがよくわかる。かなり安心感のあるサイズだ。傘は雨に濡れないために使うものなので大きいに越したことはない。
「 トレッキングアンブレラL 」はカーボン製の8本骨で頑丈
有名アウトドアブランド「 mont-bell 」が定番商品として据えているだけあり品質も抜群だ。「 トレッキングアンブレラL 」は名前の通りトレッキングを想定した傘のためタウンユースとしての性能は言うまでもない、非常に頑丈な作りとなっている。普通の折り畳み傘の骨の数が6本なのに、一方の「 トレッキングアンブレラL 」には骨が8本もある。さらにこの骨はカーボン製なため軽さと頑丈さが両立されている。
壊れても修理可能
さらに「 mont-bell 」の傘は骨の一本単位で修理が可能だ。店頭に持って行けばその場で直してもらえる。骨一本で税込1,100円なので割とお手軽。これまで傘は壊れるごとに使い捨てにしてきたが、よくよく考えてみると骨が一本折れたくらいでゴミにしてしまうのも勿体の無い話だ。「 トレッキングアンブレラL 」を購入したら是非修理してとことん使い込んで欲しい。
「 トレッキングアンブレラL 」は収納性も抜群
折り畳み傘にとって特に重要なことが収納性だ。毎日鞄に入れっぱなしにできるサイズと重量であることが非常に大事だ。「 トレッキングアンブレラL 」は折り畳むとかなりスリムになるので鞄の隅っこに忍ばせることができる。
収納作業は結構めんどくさい
「 トレッキングアンブレラL 」は親骨が外側にポキッと折れるような仕様になっており、8本全て外側に折ることで小さく収納することができる。これが結構めんどくさい。ただ折り畳み傘を収納する上で最重要なのは「軽さ」と「収納時の大きさ」なので、収納作業のめんどくささはデメリットと認識しつつも許容する部分だと考えている。
「 トレッキングアンブレラL 」は高級傘
「 トレッキングアンブレラL 」は高級傘だ。1本で税込5,830円もする。折り畳み傘1本でこの金額はかなり高く感じると思う、セブンの折り畳み傘だったらたったの1,000円で買えるし。でも実際に一度本物を手に取ってみて色々触ってみると確かな価値を感じるはず。特にこのサイズで165gは異常な軽さだ。私が上司に持たせてもらった時の感動をぜひ味わってみてほしい。
とはいえ先述した通り、そもそもが頑丈な作りなことに加えて骨一本単位での修理が可能なのでかなり長く使っていけると思う。長い目で見たら値段も高すぎるということはないんじゃないかと思う。
ちなみに競合となったのは「 SnowPeak 」の折り畳み傘「 スノーピークアンブレラUL グレー 」だ。堅牢さや収納性に関しては全く引けを取らない優秀な商品だが、カラーラインナップがグレーのみというところで、黒色が買いたかった私には刺さらなかった。
「 トレッキングアンブレラL 」は折り畳み傘の正解の一つ
折り畳み傘に求められているのは毎日鞄に入れっぱなしにできる「携帯製」だと思う。「 トレッキングアンブレラL 」は165gの圧倒的軽量さと折りたたみ時のサイズ感によって携帯性においては最強と言える。
「 mont-bell 」の折り畳み傘のラインナップはかなり豊富なためぜひ店舗で実物を手にとって自分に合う商品を見定めて欲しいが、とりあえず「 トレッキングアンブレラL 」に関しては確実に満足度の高い商品だと思う。
この商品に興味が湧いた方はぜひ下記のリンクから商品を見てみてほしい。私は正規店での購入を推奨するが住む場所によっては店舗がなくAmazonでの購入しかできない場合もあると思うのであえてリンクを貼ることにした。
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