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■Profile

キリンさん

  出身:富山県

  年齢:28歳

  職業:PdM

  趣味:生活改善,ガジェット,建築,旅行

  略歴:理系大学で建築を専攻

     ゲーム会社に企画職で新卒入社

     転職して現在は事業会社でPdM

【レビュー】一眼カメラ用にAmazonベーシックの三脚を購入|軽量で使い勝手も良いハイコスパ三脚|夜景撮影,物撮り

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先日SONYのミラーレス一眼カメラ「α7IV」を購入して写真撮影を楽しんでいた。

今回はAmazonベーシックから販売されているカメラ三脚を購入したので紹介する。

目次

手持ち撮影の限界

夜景撮影は三脚がほぼ必須

一眼カメラで撮影された数々の夜景写真を見た私は、良いカメラさえあればかっこよく夜景撮影ができるものだと錯覚した。そして特に何も調べないまま一眼カメラで夜景を撮影し大層がっかりした。

暗くてノイズだらけの写真しか撮れず、スマホの方がいいんじゃね…?と思った。

手持ち撮影でノイズだらけ

ここで手持ちでの撮影だと夜景の撮影には限界があることを思い知り三脚の購入を検討するに至った。

三脚を使ってシャッタースピードを遅く(長く)して撮れば夜景が綺麗に撮れるはず!

カメラ三脚は機能の割に値段の幅が広い

カメラ三脚の役割は言わずもがな「カメラを定位置に固定」することにある。そして基本的にはそれ以上でもそれ以下でもない。安定感とかアームの動かしやすさとか細かい差異はあるが基本的な機能は「カメラの固定」その一点のみだ。

それなのに1000円くらいの安価なものから数万〜10万円ほどの高級なものまで存在する。機能の割にあまりにも金額の幅が広いため三脚を買ったことがない人からしたらなぜそこまで金額が変わるのかイメージがつかないと思う。私もそうだ。

そんな中で私は今回「安さ(5,000円以下)」と「平均的な性能」を持っていることを重視し、Amazonベーシックの軽量三脚(全高152.4cm)を購入した。安心安全のAmazonブランドだ。

Amazonベーシック軽量三脚(全高152.4cm)レビュー

とにかく安くて平均的な性能で夜景が撮れればOKということで購入したこの三脚をレビューしていく。

使用感

かなりいろんな箇所が動かせるので、使う順番に沿って紹介する。

まず脚部はバックルを開閉して長さを調整して地面に設置する。脚の先端はゴム製になっていて地面に対してしっかりとグリップする。軽さの割にちゃんと安定する。

ハンドクランクを回すとセンターポールが伸び高さ152.4cmまで上げることができる。ここまでで高さの調整が完了する。身長180cmオーバーの私でも立ったまま使いやすいので是非目安にしてほしい。

高さ一覧
  • 三脚部分を開いただけ:59.6cm
  • 三脚部分のみを伸ばす:129cm
  • センターポール延長時:152.4cm

一眼カメラに付属の「クイックリリースヘッド」を取り付けて三脚に設置する。

裏側のネジを回してカメラに取り付けることができる。工具は不要。

アーム周辺のネジを緩めるとヘッド部分が水平垂直方向に動かせるようになる。これで自在に撮影する方向へカメラを向けることができる。

ネジを閉めれば向けた方向のまま固定ができる。物撮りや星の撮影など上下にカメラを向けるときに役に立つ。

またヘッド部分を90°開くことができるので縦向きの撮影も可能。

本体に水平器がついているのでちゃんと水平を取れているかの確認も簡単にできる。

水平器1
水平器2

もし安定感が足りない場合は下部のフックにバッグや水筒などをぶら下げると重心が下がり安定する。

開いた状態で移動させるときはセンターポールの持ち手が役に立つ。軽量なのでここを持って軽々移動できる。

収納性

折り畳んだ状態だとこんな感じ。コンパクトとまではいかないが持ち運びはできる、という印象。

サイズ・重量
  • サイズ:61.5cm
  • 重量:1.23kg

基本的には付属の専用キャリーケースに入れて持ち運ぶことになる。

Arro22に入れるとこんな感じ。はみ出る。

実際に夜景を撮影

さて、三脚を購入した目的は「夜景撮影」だ。早速撮ってきたので作例をお見せしたい。

手持ち | 28mm F8.0 SS1/13秒 ISO12800
三脚 | 28mm F8.0 SS10秒 ISO100

ぱっと見手持ちの撮影の方が綺麗そうに見えるがよく見るとノイズの量が全然違う。

三脚ありの写真の方がノイズが少なくて鮮明な写真になっていることが分かる。

三脚があることで大きく変わる点は2つだ。

三脚を導入するメリット
  • シャッタースピードを遅く(長く)できる
  • ISO感度を下げれる

三脚でカメラの位置を固定するとシャッタースピードを遅く(長く)でき、取り込める光の量が増えて写真が明るくなる。そうなればISO感度を下げてノイズを抑えることができる。

三脚がないとこれの逆でシャッタースピードを短くする必要がありISO感度が上がってノイズまみれになってしまう。

良いところ

軽くてそこそこの安定感

重量は1.23kgで三脚としては軽量な部類ながらそこそこの安定感があるので、風が弱い日だったら夜景撮影は問題なくできる。もちろん室内の物撮りにおいても安定して撮影できる。

それでいてキャリングケースに入れれば取り運びも容易にできるため、軽さと安定感の両方を兼ね備えた三脚だといえる。

高さがあって使いやすい

高さがあるため立ったまま腰を曲げずに使うことができる。どうしても夜景撮影では何度もファインダーを覗くことになるので高さがあるととても使いやすい。

高さ一覧
  • 三脚部分を開いただけ:
  • 三脚部分のみを伸ばす:
  • センターポール延長時:

センターポールを伸ばすと高さが出る代わりに安定感が下がるので撮影環境に応じてバランスを取る必要がある。

安くて十分に使える

約4,000円で手軽に買えるのに「カメラを任意の高さと角度に固定して撮影する」というカメラ三脚の役割を十分に満たしているので、コスパの高い商品だと言える。

気になるところ

軽くて持ち運びやすいことの裏返しにはなるが、夜景撮影時に風が吹くとどうしてもブレてしまうので、安定感をより求めるならもっと重量のあって安定する三脚の購入が必要になってくるだろう。

それ以外は特にない、4000円でここまで使えば十分すぎる。

まとめ

三脚は相場観が分かりにくいこそまずはコスパ重視がおすすめ

カメラ三脚は相場観が非常に分かりにくい。安いものだと5000円くらいからで買えるのに本格的なものだと数万円〜10万円とする。そのくせに役割は「カメラを定位置に固定する」の一点のみだ。

いい三脚を買ってもその金額分ちゃんと使いこなせるのか、高い頻度で使いられるのかも分からない。

一眼カメラの三脚は「試しに買ってとりあえず使ってみたい」と思うアイテムだからこそ安くてそこそこ品質の高い商品を手に取ってみるのが良いと思う。

大抵は「Amazonベーシック軽量三脚」で満足できるし、後からもっといい三脚が必要になった場合を想定してもたった4000円なので大きな後悔にはならないだろう。

4000円で十分すぎるくらいに使える

安定した環境での夜景撮影、物撮り、定点での動画撮影といった場面においては十分に活躍する三脚だ。

それでいて価格が約4,000円ということでコスパの非常に高い優秀なアイテムと言える。

今回紹介したAmazon ベーシックの軽量三脚は「試しに買ってとりあえず使ってみたい」というニーズにぴったりなハイコスパ三脚だ。この記事が参考になれば幸いだ。

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