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キリンさん

  出身:富山県

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  職業:PdM

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  略歴:理系大学で建築を専攻

     ゲーム会社に企画職で新卒入社

     転職して現在は事業会社でPdM

Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)レビュー|あの最高傑作がスマホ2回充電できるように進化

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先日紹介したAnker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)のバッテリー容量が2倍になったモデルが登場したので紹介する。

数日使ってみての総評はこちら。

Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • モバイルバッテリー・充電プラグ・USB-Cケーブルが一体化した完全体充電器
  • 10000mAhの大容量(iPhone約2回分)
  • モバイルバッテリー時も単ポート最大出力30Wをキープ
  • バッテリー残量をディスプレイで正確に把握できる
  • 一体化しているので忘れ物リスク軽減
デメリット
  • 最大出力が30WなのでPCの充電はやや物足りない
  • 2ポート同時使用で18W(モバイルバッテリー時15W)に低下

この商品をオススメしたいのはこんな人だ。

こんな人にオススメ!
  • スマホ2回分の容量で安心したい人
  • 荷物をシンプル化したい人
  • 充電器やケーブルの忘れ物をしやすい人
目次

Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)の概要

スペック

項目Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)
サイズ約108 x 51 x 31mm (プラグ部を除く)
ケーブルの長さ約255mm
重さ約250g
入力AC入力:100V-240V ~ 50-60Hz 1.5A
USB-C入力 / USB-C 内蔵ケーブル入力:5V=3A / 9V=3A / 15V=2
出力(急速充電器時)USB-C 出力 / USB-C 内蔵ケーブル出力 (単ポート利用時) :5V=3A / 9V=3A / 10V=2.25A / 15V=2A / 20V=1.5A (最大30W)
2ポート利用時合計最大出力:5V=3.6A (最大 18W)
出力(モバイルバッテリー時)USB-C 出力 / USB-C 内蔵ケーブル出力:5V=3A / 9V=3A / 10V=2.25A / 15V=2A / 20V=1.5A (最大 30W)
2ポート利用時合計最大出力:5V=3A (最大 15W)
バッテリー容量10000mAh
パッケージ内容取扱説明書、18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker Japan 公式サイト会員登録後) 、カスタマーサポート
カラーブラック、ホワイト、ピンク

開封・外観

まずは開封していこう。

本体はこちら。細かく見ていこう。

まずは内蔵されているケーブルだ。平打ち麺のような形状で、長さは25.5cmで実際に使える長さとしては22cmといったところだ。

前作と同様にケーブルは端子部分が金具で固定されるので根本の破損がしづらくストラップとしても使えそうで、マグネットで端子を本体にパチっと固定できるのがありがたい。

次はプラグ部分を見ていく。普段は折りたたまれており、使用時にのみ取り出す仕様だ。

実際に壁のコンセントに差し込んでみるとこんな感じ。ケーブル面を上にすれば隣のプラグとの干渉もしなさそうだ。

ankerjapan.comより引用

比較対象となる類似商品として「Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」 「Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)」が挙げられるのでサイズ感を比較してみた。

スマホと重ねるとこんな感じ

重量は以下のようになっている。重いことには変わりないが機能の割には抑えられている印象。

重量比較
  • Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)(本製品):250g
  • Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル):200g
  • Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W):320g

Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)のレビュー

電源プラグとケーブルが一体となった3 in 1の完全体モバイルバッテリー

この商品の最大の特徴であり強みでもあるのが、「モバイルバッテリー」「急速充電器」「ケーブル」が全て一体となっている点だ。

これまでは「モバイルバッテリー」+「急速充電器」が一体になったものや「モバイルバッテリー」+「ケーブル」といったものはいくつか出ていたが、ついに3つのアイテムが包括された充電器が登場した。これは革命的だ。

外出時はこれ一つさえ持っていれば良いということになる。

単ポート最大30Wのちょうどいい出力

本商品の良さとして単ポート最大「30W」のちょうどいい出力というところが挙げられる。

30Wあるとどういうことができるのか、目安を以下に書いたので参考にしていただけるとありがたい。

30Wあるとできること
  • 大抵のスマホを最速で充電(iPhoneシリーズ・Pixelシリーズ・一部除くGalaxyシリーズ)
  • M1 Macbook Airをそこそこ早く充電
  • ワイヤレスイヤホンを最速で充電

大抵のスマホを最速で充電できる点が非常にちょうどいい。モバイルバッテリーは外出先や移動しながら使うケースが多いため、早い速度でさっさと充電を終わられることがとても大事。

スマホ充電約2回分の10000mAh

10000mAhの大容量なのでiPhone15をおよそ2回フル充電できる。個人的には10000mAhは不足を感じず安心してスマホをたくさん使えるのでありがたい。

前作からの進化ポイントがこれだ

パススルー充電対応

端末を優先的に充電できるパススルー充電機能が搭載されている。これがないとモバイルバッテリーを満充電にしてから端末の充電を開始するため、充電したいデバイスの充電開始がかなり遅くなってしまう。

パススルー充電
  • 有り:接続した端末とモバイルバッテリーを同時に充電
  • 無し:モバイルバッテリーを充電 → 接続した端末が充電

「スマホを充電したいのに先にモバイルバッテリーが充電されてしまう・・・」という悩みとはおさらばだ。

残量を正確に教えてくれるディスプレイ搭載

バッテリーの残量を1%刻みでモニターに表示してくれる。文字サイズが大きく明るさもあるのでかなり見やすい。

残量を正確に把握できることで、「思ったより足りなかった」という事態を回避できるだろう。

バッテリー本体をケーブルでも充電可能

これまでのプラグ一体型モバイルバッテリーとの地味な差異として、バッテリー本体をケーブルでも充電できる点が挙げられる。

これの何が良いかというと、プラグ部分が落下で壊れても最悪ケーブルでモバイルバッテリーとして使い続けられるというところだ。この便利さを活用する日が来ないことを切に願っている。

ストラップ代わりにもなる内蔵ケーブル

内蔵ケーブルがしっかりとした作りになっていることからケーブルをストラップとして使うことも可能だろう。

スマホを充電する時は小指にケーブルを引っ掛けてぶら下げて持つと煩わしくないのでおすすめ。10000mAhになったことで重くなっているので要注意。

Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)の気になるところ

最大出力が30WでPCの充電には少し物足りない

大前提スマホやタブレットの充電には十分。

PCもM1 MacBook Airくらいなら問題ないのだが、10000mAhの重めの充電器として持ち歩くことを考えると65W欲しかったなと思うのが正直なところ。

前作の5000mAhであれば小型軽量なのでスマホの充電ができる30Wで満足できたのだが、10000mAhとなるとほぼ同じサイズ感で「Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)」が存在するため、出力にどうしても物足りなさを感じてしまう。

この辺りは技術的な問題や重さとの塩梅があると思うので、いつかAnker Primeシリーズで65W対応&3ポートで登場したら嬉しい。

2ポート同時使用時の出力が合計18Wに制限される(モバイルバッテリー使用だと15W)

これも10000mAhの大型バッテリーとしては残念なポイント。

現代人はイヤホンやタブレット・PCなど複数のデバイスを持ち歩くことが多い。せっかく10000mAhの重いモバイルバッテリーを持ち歩くならそれらをまとめて爆速で充電できてほしいと思うのが正直なところ。

しかし2ポート使用で合計最大18Wとなると相当ゆっくりな充電になってしまう。2ポート使用は時間にゆとりがある時以外は避けた方がいい。

Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)はこんな人におすすめ

こんな人にオススメ!
  • スマホ2回分の容量で安心したい人
  • 荷物をシンプル化したい人
  • 充電器やケーブルの忘れ物をしやすい人

やはり今回の進化ポイントの5000mAh→10000mAhという進化がかなり大きく、より多くの方にオススメできるモデルに仕上がったと思う。スマホを2回充電できる安心感は半端じゃない。

また3in1という最大の特徴は、荷物の軽量化と忘れ物リスクの低減に大きく寄与してくれるはずだ。荷物をシンプル化したい人も忘れ物しやすい人も本製品はオススメできる。

まとめ

Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • モバイルバッテリー・充電プラグ・USB-Cケーブルが一体化した完全体充電器
  • 10000mAhの大容量(iPhone約2回分)
  • モバイルバッテリー時も単ポート最大出力30Wをキープ
  • バッテリー残量をディスプレイで正確に把握できる
  • 一体化しているので忘れ物リスク軽減
デメリット
  • 最大出力が30WなのでPCの充電はやや物足りない
  • 2ポート同時使用で18W(モバイルバッテリー時15W)に低下

本機はモバイルバッテリー+急速充電器+ケーブルという3in1アイテムという点が最大の特徴であり強みでもある。そして安心のAnker製なので作りも非常にクオリティが高く使い勝手も最高に良い。

さらに今回10000mAhに進化したということで、容量的にもかなり安心感のある仕上がりとなっている。長時間の外出や旅行にオススメだ。

以上参考になれば幸いだ。

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